蓮華 Final【完結】

第四章 伝えたい… /18or20




サクが出て行って直ぐユウ達は帰ってきた。


喧嘩と言ってもじゃれ合いだったらしくかすり傷一つない。



それから、数時間後時雨とアカリは帰ってしまった。


最後まで“蘭鬼”の勧誘をしていたが、わざわざ時間を割って来てくれた事には感謝しなければならない。



タイチとも色々な話をした。


最初は目も合わせにくかったが、タイチが以前と同じように接してくれたから私も自然に話が出来た。



彼が今住んでいる田舎の事、弟のリクの事。


ただ、今回の事は互いに避けていた。



今日はもう交通機関の関係で帰ることができないらしく、ケント達と溜まり場にある部屋に泊まるという事で、先程彼等と幹部室を出て行った。




残ったのはいつもの五人と私。



サクは雑誌の続きをいつもの場所で読んでいて、マサヤはそんなサクとたまに会話を挟んでいる。


言うまでもないかもしれないが、ジュンはタオルケットに包まりソファーで丸くなっている。



「………」



偶にモゾッと動く。



イブキは煙草を吸いながら携帯を弄っていた。




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