蓮華 Final【完結】

最終章 /告白




「で、ユウがもうすぐジュンとイブキが来るから取り敢えず見える所で倒れとけ、と」



ユウとの通話を終えた頃にはケント達は姿を消していた。


逃げ足だけは早い奴等だ。



と、これまでの経緯を話したわけだが。



「ユウ達も加担してたって事かよ」


「元々ユウ達の計画。」



私はそれに乗ったまでだ。



“こんだけ泣かせりゃ満足だわ”


あの時の仕返しに。



二人共心底安心したように溜め息を吐いた。



「仕返しって…お前なぁ、まだ根に持ってたのかよ」


「今ので半分返した」


「……お前マジで恐ぇ女だな」



冗談だろう。




「…ユズキ…それだけじゃねぇんだろ」



そんなジュンの言葉は私の言いたい事をもう分かっているように思えた。



それでもちゃんと伝えよう。




「ジュンとイブキと話がしたかった」




二人の目を強く見据えて言った。




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