逆様少女Ⅳ【完結】






「お前全部顔とかエグいな」




声をした方を見れば…自分の仲間と敵を薙ぎ倒していく、槙原奏。



当たり前のように槙原響とは別行動。



…他人の事まで見てるなんて…余裕だね。




「必死なんだよ。そうも言ってられないでしょ」




前に向き直る。



皆椿の言葉に、退く者はいなかった。



鷹校の過半数がコレに参加している。



この大きな倉庫地帯。


対し、一体敵はどれだけ居るのか。



先が見えない。


椿とコウは?



喧騒が煩くていつも煩い筈のコウの声も仲間の声も分からない。


相手を罵倒するだけの言葉達が溢れ返っていた。



正常じゃないのも紛れてる。



コイツ等はそれで良いのか、なんて同情心まで持ってしまう始末。





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