逆様少女Ⅳ【完結】

第十七章 /side 椿





思わぬ助っ人が来た。


黒服に身を包んだ集団と関矢。


関矢にしたら“元クラスメイト”である亮が関わってるわけだから、味方か敵か怪しいものだったが、次々と“クローバー”の連中を倒していく様を見て、少なくとも敵ではないと理解した。



正直、鈍ってるどころの話じゃなかった。


関矢の化け物じみたあの強さはあの時のまま。



そいつ等の力もあり、ここは大方片付いたがこいつ等……。




「……あの男もいないか。参ったな。今から探すとなると、時間が……。利人、任せていいか」


「あぁ。―――亮を頼む」


「頼みますだろ?」




関矢と一番背丈の大きな男の会話。


亮……。



カス校の連中も自然と奥へ流れていく。


奥の倉庫で苦戦するコウヤの元へは渚と響が向かった。




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