逆様少女Ⅳ【完結】

第十七章 /回想





「こら!また俺のバイクに!」




“此処”に置いてある中で一番大きなバイクを椅子代わりにしていると、ヤナセが血相変えて飛んでくる決まり。




「怪我したらどうすんだよ」


「………」


「お、俺のバイクがだ!!」


「……わかってる」




菜月に連れられた“その場所”で私は遊んでた。


殆ど毎日一緒にいた。


何人か名前を覚えた。



ヤナセ、タツミ、セリは比較的菜月と仲が良い…というか距離が
近い。


菜月がそう呼んでいるから私もそう呼んでいた。




最近知った事はヤナセとタツミが血の繋がった兄弟だという事。



そして、私が菜月とは血の繋がらない兄妹だという事。



よくわからないけどそうらしい。


その話をこのヤン……ヤナセとしてから様子が少し変。



どう変かというと…ウザいくらい構ってくるようになった。


…よくわからない。



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