逆様少女Ⅳ【完結】






「テメエは後片付けだ」


「い…ッ!」




思い切り肩を叩かれその激痛に悶えながら顔を上げれば本職みたいな風貌というか本職が立っていた。


言い渡された言葉も理解が及ばない。



後片付け?


周りを見回せば地面に気を失ってる薬漬けで狂った“クローバー”の一部。



こんなんどうしろって言うんだよ。


つーか、




「……そんなもんで許されるんですか?」




大事な菜月の妹を殺そうとしたんだぞ。


言わなくても伝わるだろう。




「餓鬼の出来る十分な仕事だろうが。チームの頭ってのは最期まで面倒見るもんだ」


「古臭い考え…。だとしたら菜月はチームのリーダー失格って事になりますよ」


「当たり前だろ。面子置いて死ぬ頭なんて失格だ」




迷いない回答にやるせない気持ち。



タツミと呼ばれた男は「お前の兄貴の事聞くか」そう言っだか俺は首を横に振った。


要らない。



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