ひとつ、ふたつと流れてきた星の中に僕だけがひとりぽつん、と浮かんでいるような。ふわり、ふわりと、林から流れてきたそれらは田を、道を、庭を飛んでいる。

大人でもなく、子供でもなく。


自分がしたいこと、

友だちの期待に応えること。

友だちとの距離の保ち方。




中学校で初めての夏休み。

僕はそんなことより、妹と容姿が違うことの方が悩ましい。





そんな時に現れたのは、淡い光の一匹のホタル。




ちょっとだけ、救われた。




あなたは、

「なんてちっぽけなことで悩んでたんだろう」

って、思ったことはありますか?



そう思えるくらいの美しい光景を見たことはありますか?






フィクションです。

もしよかったらあとがきだけでも読んでください