あおいそら。

奇妙な文通 /予想外の合流 in 大阪(2日目)

その日の昼間、近くのファミレスで食事をしていると、そこに現れたのは、空央だった。

汗をにじませ、肩で息をしている。

「あ、空央!?」

「どうしたの、佐藤くん!?」

「アキちゃん、いらっしゃい!」

パスタを頬張る私を心配そうに見つめる空央。

「テルから連絡もらって…。」

他の3人の視線が黙々と、料理を口に運ぶテルに向く。

「どういう事? …っていうかあんたバイトじゃないの!?」

「由奈、お前 約束破っただろ。」

空央の言葉に、思わず目が泳ぐ。

「えっ…と、それはね……。」

「お前なぁ…。頼むから言うこと聞いてくれよ。」

カチンときた私は、噛み付く勢いで空央を睨んだ。

「はあ〜? なんで、私があんたの言うこと聞かなきゃいけないの!?」

「心配だからに決まってるだろ!」

「だいたいねぇ、高校生にもなって、誰かと手をつながないと寝ちゃいけないなんて、ありえないでしょ!」

だんだん頭に血が上り、声も大きくなる。

気づけば、店内の視線は私に向いていた。

0
  • しおりをはさむ
  • 1
  • 0
/ 20ページ
このページを編集する