真夜中の相談屋敷

ずっと、ひとりぼっちだった。



ずっと、ずっと…。


大切な人達も居なくなって…。





だけど…、私に、やっと…、


待ち望んでいた家族ができた。



その家族は、私を温かく迎え入れてくれた。





私はもうひとりぼっちじゃない。






「おかえりなさい」




おばさんがそう言った。








お願い、止まって。


私、おばあちゃんに言われた通りにしたいの。





私は涙を堪え、顔を上げた。







「ただいま…」






ねぇ、おばあちゃん。


私、上手く笑えたかな?






大切な人達に向けて……。





大切な…家族に向けて………。







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