真夜中の相談屋敷

本屋に着くと、私は保育や教育のことが書いてある本を探した。

…なんか、懐かしいなぁ…。

たくさんの本が本棚に入っている。

その本棚を見てあの蔵を思い出した。


よく届かない所は頑張って背伸びしてたっけ。


…あ、あった。

そんなことを思い出しているうちに保育の系列の本棚を見つけた。

私は適当に本を手に取ってそれを開けた。

立ち読みをするために本屋に来たのだ。

…えーっと…。あ、このページかな。

そのページには、幼児との接し方についての説明が書かれていた。

…第1次反抗期?

第1次反抗期とは幼児の自立への第一歩らしい。

1歳半から3歳頃になるらしいが、それには個人差があるみたいだ。

…たぶんこれかも。ユウ、実際に何歳かは分からないし…。

そのページに目を通す。



《全てが思い通りなるわけではない》

《少しガマンすることも必要だということを徐々に理解させることが大切》



そう書かれてあった。

…うん。まぁ、そうだよね。

あきに取り憑くことを少しガマンさせないと。

…う〜ん…。でも、おもちゃとかないし。あっても触れないし…。

幽霊のままで遊べるものがなかった。

おもちゃは幼児の成長にとって大切な物だ。

私は次のページをめくる。

…ん?



《やり過ぎはいけないこと》

《謝らないといけないと思わせるのも大事》



…謝らないと…か。



《ちょっとした言葉かけをする》



…言葉かけ?





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