真夜中の相談屋敷

【相談5】深夜の勉強会 /その 3

時刻はもう12時。

深夜となった。

「ちげーよ!ここはこうすんだよ!」

「分かってるって!こうでしょ!?」

私と葉月はケンカをしながら勉強をしている。

「さっきまで仲良かったのに…」

あきは苦笑いをしながらその様子を見ている。

「……てゆーかさ…」

私はシャーペンを動かす手を止めて、テスト用紙をじっと見た。



「テストの答案用紙の紙って…、なんでこんなに大きいの?」



「え?」

葉月は腕を組んでうなづく。

「あぁ、それ分かる。書きにくいよな」

葉月は共感してくれたみたいだ。

「あの…、ふたりとも…?」

「だよね!しかも問題用紙も大きいからさ!紙が机から落ちないようにテストを肘とかで押さえながら書くよね!」

肘とかで押さえていると、いつの間にかテスト用紙が折れ曲がっていることがある。

「窓が開いてる時とかまさにそれだな」

「風で飛んでいかないようにね!落ちたら面倒くさいもんね!」

「えっと…、あの〜…」

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