真夜中の相談屋敷

【相談5】深夜の勉強会 /その 4

カチカチと時計の長針が動く。

そして、長針が追試が始まる時間を差した。

「時間になったので、始めてください」

試験官の小池先生が合図をすると、追試者は一斉に問題を解き出した。

…うぅ…。

追試者は全部で15人。

私達は別室で追試をしている。

1時限目の追試は化学だ。

私は、ふわぁ。と、思わずあくびをしてしまった。

昨日一睡もしないで勉強をしてたから、睡魔が私を襲う。

私は目を覚まそうと頬を軽く叩いた。

…集中しないと…!

必死に元素記号や化学式などを思い出し、それを解答用紙に書いていった。

…あれ…?解ける…。解ける解けるっ!

徹夜漬けで勉強をした甲斐があり、自然とシャーペンが紙の上を走る。

…やった!補習にはならないよこれ!

自信が確信に変わった。






0
  • しおりをはさむ
  • 8
  • 20
/ 460ページ
このページを編集する