真夜中の相談屋敷

【相談7】はづきんエンザ /その 1

『舞ちゃん!起きて!』

「う〜…」

夏休みが始まると同時に補習も始まる朝。

私はおばさんに自分の名前を連呼されて起こされている。

昨日遅くまでTASUK☆Uさんの歌を聞かされていたから、その声が頭に響きガンガンと痛む。

私は目をこすりながら、枕元にある目覚まし時計を見た。

「…?まだ8時じゃん…」

補習は10時から始まるので、昨日の夜目覚まし時計を9時にセットしたのだ。

なのにその前に起こされるなんて…。

…つら。

私はもう一度ベッドで眠り込んだ。

…目覚ましが鳴るまで…、

『舞ちゃん!』

「わわっ、はいっ、はいっ!分かりました!」

おばさんに一喝怒鳴りつけられ、私は慌ててベッドから身を起こし、おばさんに目を向けた。

…?

おばさんの様子がおかしい。

どこか慌てている様子だった。

「どうしたの…?」





『大変なのよ!葉月が…!』










「…え…?」




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