真夜中の相談屋敷

【雑談】各章番外編 /寝かしつけ -あきside-

幽霊の男の子に取り憑かれているわけだけど…。

なぜか転校生の子を母親と人違いしてて…。

それでもってその子は事情があって葉月の妹となっていて…。

ダメだ。

思考回路が追いつかない。

第一…、

「もう早く寝て!」

「やぁーだぁー!」


その子の部屋に居るんだけど!


時刻は夜の10時。

この子は僕を寝かしつけようと、今必死に自分のベッドの上に僕を寝かそうとしている。

たぶん自分は床で寝るつもりだろう。

そこの気遣いはありがたい。

けど実際のところ寝かしつけようとしている僕は僕じゃないからね!?

ややこしいけど!

子どもの幽霊だからね!?

僕マザコンじゃないし普通だから!


「てゆーか、まずベッドの上に行ってよ!」

「やぁー!ママの隣に居るもん」


僕のキャラが…!!!


転校生の子は疲れたのかベッドにもたれかかって座っており、幽霊もその子の隣に座っている。

今までいろんな幽霊に取り憑かれてきたけど、こんなのは初めてだ。


恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいって!!


…泣きたい…。

「泣いちゃダメだよー」

「え?」

「なんでもなーい!」

つい意識内で声を発してしまい、この幽霊に指摘された。

…うぅ…。

転校生の子はため息をついている。

……。


この子、最初無愛想に挨拶してたけど…、一体どんな子なんだろう。

見たところひとり好きそうだし…。


抱きついてしまった時も、この子はひとりでトイレの前に居た。

……。

「…あの…さ……」

…?

転校生の子はボソッと口を開いた。



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