真夜中の相談屋敷

【雑談】各章番外編 /10年前の花子さん -花子さんside-

夜中のトイレの鏡の前で私は立っている。

『やっとおかっぱからここまで伸びましたわ』

ずっと髪を伸ばしており、今では腰の辺りまである。

『この口調もだいぶ慣れてきたし…』

イメージチェンジをしようと、だいぶ前からいろいろと試している。

第一、親戚とキャラをかぶらせたくない。

『でも、この長さで黒髪だと…、なんだか貞子みたいね…』

鏡でまじまじと自分の髪を見る。

『そうですわ!いっそのこと髪を巻いたらどうかしら。髪も染めて……』

OB9に新しく理髪店ができたみたいだから、一度行って試してみたい。

『この服もダサいですし…』

花子さんお決まりの赤いスカートだ。

『服も変えましょう。でも、そうなると花子さんの赤色のイメージが…』

ふと自分の髪に目を向ける。

『…それなら赤髪しましょう!奇抜的で斬新、且つオシャレですわ!』

トイレの花子さんもオシャレではなくては。





『……花子っていう名前…。ダサいですわ』





【相談2】雑談〜終〜

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