真夜中の相談屋敷

【雑談】各章番外編 /縄とドS -舞side-

月斗に服を作ってもらった後のリビングにて。

「あのさ、そのポケットどうなってるの?」

「…?」

月斗は縄を常時持参と言っていたが、制服のズボンのポケットはそんな縄が入るような大きさじゃないと思う。

「まさか…、四次元ポ……」

「んなわけあるかアホ」

月斗はポケットから縄を取り出した。

月斗の持っている縄は綱みたいな物ではなく、縄跳びみたいなゴムでできている縄だ。

細いけどだいぶ長い黒色の縄。

「どうやってポケットに入ってるの?」

「このポケット二重構造になっとんねん」

「二重構造?みんなそうなってるの?」

「ちゃうちゃう俺だけ。俺が作り直したんや。縄が入るように」

それだけのために作り直したとか…。

「足元の裾のところまでポケットになっとるで、縄を入れてもかさばらへんの」

「え、でもそれじゃあ縄落ちちゃうよね?足元に」

「せやから、腰のところに縄を掛ける用のチェーンを付けたんよ」

左側の腰についているチェーンがオシャレだなぁ。とは前々から思ってたけど、まさかそんな物騒な理由だったなんて。

月斗は縄をそのチェーンに引っ掛けているようだ。

「便利やろ〜」

「感性がおかしい…」





【相談7】雑談〜終〜

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