真夜中の相談屋敷

【相談2】花子さんの名前 /その 2

夜。

私は夜の学校の廊下を歩いている。

「…舞、帰らねぇの?」

私は3人と一緒に校舎3階のトイレに行くことにした。

「葉月がいつもどんなことしてるのか確かめるの!それに、この子の名前の相談もまだだし」

男の子の幽霊は私の横をふよふよと浮いている。

おばさん達の時もそうだったが、幽霊は空中に浮かべれるようだ。

「…あっそ」

「怖くなったらいつでも言ってね?僕が守ってあげるから!」

「あ…ありがとう…」

自分自身進歩したなとつくづく感じる。

なぜならニヤけるのがもう表情に出ないからだ。

…内心めっちゃ笑ってますけどね!

「あっきー心強ーい!いつも瀧達に守られる方なのにねー」

瀧はあきをからかうように言ったが、瀧から悪気は一切感じられないため、そんなつもりで言ったのではないのだろう。

「う…。そ、そんなんじゃないよ?小野寺さん、僕そんなんじゃないんだよ…?」

名誉挽回、はたまた汚名返上をしようとしているのだろうか。

あきは今にも泣きそうな声だが、必死に笑ってごまかしている。

「う…うん…。分かった…から…」

内心また笑っているのは言うまでもない。



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