覇王~Blue Moonstone ~ 第二部 【完】

束の間の休息 /大好物は大嫌い



第二倉庫の前にでんと置かれた

給食用のお鍋…

それにさまざまなでっかいサイズの

調理器具…


「すげぇな…」


「みぃ…なに作る気だ?」



『どうしようか…
 じゃ…カレーとお好み焼きは?』


「おお…屋台みてぇッ」


「なぁなぁ?買い物も行くのッ?」


きょうちゃんがウキウキしてる

そういや…道場でのこう言うの

好きだったよね?


『買出しも行かなくちゃね?』


「おおッ…」


「じゃ…みんなで金出そうか?」


『ん~?まだこないだ先代のみんなから
 貰ったお金が残ってるし…
 大丈夫だと思うよ?』


「いやっ…でもそれはッ…」


『じゃ…こうしようッ
 みんなここに100円ずつ入れて?』


「ひゃくえん…?」


『うんッ』


「いや…それじゃぁ…」


『じゃ200円ね?』



1人200円でも結構な金額で…


『これだったら…商店街だねッ』


大きなお店じゃ小銭をたくさん

使うと嫌がられたりするけど…

商店街だとかえっておつり用の

小銭ができて喜ばれる


アタシ達は100円玉をじゃらじゃら

言わせながら商店街へと向った

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