覇王~Blue Moonstone ~ 第二部 【完】

連合 /昔なじみ

 


暁人はニヤリと不敵に笑う…
うぅ…やっぱりまぶしい
鬼畜だけど…


「ま、アレじゃねぇ?
 俺も惚れた女とはねぇし…
 そん時になれば、わかんじゃねぇ」


『そか…』


「ああ…楽しみにしとく…」



耳元で彼の低い声が囁いた






「おおぉ~いっ お前等ぁ
 いい加減、ふたりの世界から
 戻って来い」


「ああ…」『うん』



ふたりで顔を見合わせて立ち上がった



『たっだいまぁ~ん
 さみしかったぁ?』


「おぅみぃ、てめ
 何、しやがんだ」


『えへへへ…』



大河に抱き付けば
大袈裟に仰け反られた


「みぃちゃん、こっち来ませんか?
 うちのやつ等が話してみたいって…」


総司くんが少し赤くなった顔で笑ってた



『いっきまぁ~す』


「あ、ずりぃぞ」


「みぃちゃん、次こっちに…」


『はぁ~い』



総司くん達の所に行くと
目の前にデッキチェアを置いてくれる
みんなは地面に座ってるじゃん…

アタシだけ上から
見下ろすなんて出来ないよ



『ごめんね?これいらない』



総司くんにお断りして
土の上に腰を下ろした



「みぃちゃん、これに座って」


『みんなと一緒がいいの』


「蓮杖さん」


「ああ…いいんだ…そういう奴だ…」


「すみません」


「ああ…」



なんで暁人に聞くんだろ?
アタシの事じゃん



「みぃちゃん
 俺等M市のチームなんだよ」


『え?ほんと?
 アタシもM市に住んでるの』



うれしくて思わず声が大きくなる



「ああ…知ってるよ…
 俺等の本拠地は
 みぃちゃんの家より西側なんだ」


『アタシんち、知ってるの?』


「もちろん…
 俺等の上である覇王の
 初代と15代目の家でもあるからね」


『そうなんだ?』


「それにみぃちゃん自身もかなり
 有名だったしね?」


『そうなの…嫌になっちゃうでしょ
 パパやお兄ちゃんの所為でさ
 迷惑しちゃうよね?関係ないのにぃ』


「え…それ本気で言ってるの?」


『え…どういう事?』



総司くんもアタシと同じでビックリ顔  


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