覇王~Blue Moonstone ~ 第四部【完】

これから… /穂高とがっくん




「ねぇねぇ?みぃちゃん
 俺さ、覇王の走り
 見れるかな

 俺がいる間に走り、あるかな」



新幹線でのがっくんはテンションが高い



『んー?どうかなぁ?』



暁人は迎えに来てくれるって

港で泊まってもいいって

言ってたんだけど

サプライズがいいから内緒なのだ



「てか、みぃ…
 俺さ、本当にお前のとーちゃんの

 天組の大頭の所で
 働けんのかな」



穂高はすでに緊張気味だ


…時々、たまに似てる

心配性だ…



『パパがおいでってゆったんでしょ
 だったらそうだと思う』



だってパパの仕事の事

なんにも知らないもんね



『それにさ、天組じゃないよ?
 天組はお仕事じゃないもん』



「あ、そうか…
 俺、なんて所に勤めるんだろ」


『さぁ…?』




ごめんよ、穂高…

なんかさっきよりも

不安そうな顔に

なっちゃってないかい?


だってアタシ

昨日までパパが穂高を誘った事

知らなかったんだもん


0
  • しおりをはさむ
  • 4421
  • 5493
/ 420ページ
このページを編集する