覇王~Blue Moonstone ~ 第四部【完】

これから… /花火




「支度できましたッ」



ノックされた扉から顔を出した人の

言葉にみんなが徐に立ち上がる



「用意できたってよ、いこうや」



なんなんだ?

港の外に出てみると見事なまでに

宴会仕様


ドラム缶には火が焚かれてウキウキする



『暁人、コレ?』



ああ…と微笑んだ暁人は穂高達を見て



「お前らの歓迎会だそうだ」


「下の奴らが企画したんだぜ」



大河もニッカリ笑ってた



「さんきゅ…」



穂高も照れ臭そうに笑った




「みぃちゃん、みぃちゃん」



剛くんが新1番隊のみんなの輪から

手招きしてる



『どうしたの?』



なんかうれしそうな顔



「あんな?今、あず
 親父さんの所に行ってんだ」


『ほんと?フミオさんと?』


「うん、なんかさ
 あずのかぁちゃんも一緒にさ」



剛くんは自分の事みたいにうれしそう



『もしかして美由紀ちゃんが
 フミオさんにお休みくれたのかな』


「そうみてぇ…
 あの時の旅館の
 タダ券もくれたんだってさ」


『そっかぁ…』


「うん…上手くいくと、いい」


『だね?』




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