覇王~Blue Moonstone ~ 第四部【完】

これから… /嫉妬





鬼が出ました…


結構な鬼が出ました…



今、鬼と対峙しております


なんなんでしょう…

なんでこんなに怖い顔をしてるんでしょうか



恐ろしい顔でアタシを小脇に抱えて

階段を上がる暁人にみんな

恐怖の表情を浮かべている



ひかりん達なんて泣きそうだ


なのに幹部のみんなは苦笑いしてて

大河に至っては爆笑してやがる


クソウ---



「みぃ、座れ」



アタシの部屋に入ると暁人は

ベッドにアタシを下ろした


そして自分はそのまま仁王立ちで

怖い顔でアタシを見下ろしてる



「みぃ、俺がなんで怒ってるか
 わかるか?」


『…わかりましぇん……』


「あ?」



眉間の皺と共に青筋まで見えるのは

気の所為だよね…


あぅあぅ…

どうすればいいんだ…



チッ---と舌打ちして

腰を下ろすと思いっきりのヤン座



「みぃ」


『ハイ』


「お前は俺の女だ
 わかってんのか」


『わかっておりマス』



目を逸らそうとすると

ほっぺを両手で挟まれた



「いいか?俺の女だ
 俺だけの…だ」

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