覇王~Blue Moonstone ~ 第四部【完】

大切なもの /お墨付き



なんかほとんど裸でウキウキと

マフラーを巻いてる暁人を

急かしてホテルを出る用意をする

もうすぐチェックアウトだというのに

半裸で鏡を見てる暁人…


なんか…ウレシイ…


横に並んで髪を梳かしてると

後ろから抱き締められた


鏡の中の暁人は甘い笑顔


暁人の腕に自分のを重ねると

同じ指に輝く指輪


すごくウレシイ…


それでも時間は過ぎて行く


「なんならもう一泊」


とか、言っちゃってる暁人に

ほんのりと…いや…

かなり身の危険を感じて

背中を押して部屋を出た


ホテルの前でタクシーに乗って

港まで…


暁人の首にはちゃんとマフラーがされてる



港に入るとみんなの笑顔に迎えられた


心もち人数が少ないのは

たぶん彼女がいるみんながいないから


みんなも幸せなクリスマスが過ごせたんだろうな


「おぅ みぃ
 いい物、貰ったか?」



昂がコーヒー片手に笑ってる


『うんッ 見て見て見てッ』


自慢気に手を差し出してみる


「おぉー…暁人、頑張ってんじゃん」


慎にからかわれてもニヤリと笑い

なんか胸を付き出す様にしてる




「なんだよ?」


暁人は相変わらず

無言で胸を付き出してる



「はぁ?」



みんな暁人を見つめて首を傾げる


「クソ…気づけよ これだ」



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