覇王~Blue Moonstone ~ 第四部【完】

大切なもの /同志




「みぃこ、少し真面目な話するぞ」


それまでの柔らかな笑みを消し

真剣な目で見つめてくる


『うん』


「さっきなコイツから話があって」


そう言って暁人をに見て

さらにその周りに座るいーくんと

章次さんを含めたみんなを見る


その視線にみんなは軽く頷いた


「今回の件…
 自分達でケリをつけると言い出した」


自分達で…?


ああ…そういう事か…


暁人達は自分達、次世代のみんなで

カタを付けようとしてるのか

あっくん達の手を借りずに

自分達でやろうとしてるんだ



「俺達も出張る気でいたんだけどよ
 そうなると色々とめんどうも出てくる
 山田が逗留してる組は
 うちとは一線を画す一派だしな」


うん…と頷くと話を進める


「これまでと違って
 今じゃこいつ等も横の繋がりが出来てる
 だからな?
 次世代を引っ張って行くこいつ等の気持ち
 立ててやろうかと思ってよ」


「今まではあまりこの歳での繋がりは
 なかったんだよ
 せいぜい隣街や…そのくらいか…
 でもこの世代はいいツナギ役がいるからね
 この時期からすでにみんな仲良くなってるだろ」


たかちゃんがみんなを見て笑みを零す


「もちろん西に話を通したんだ
 西も参戦するって返事があったよ」


今度は高城のおじちゃん

立石のおじちゃんも頷いてる


「西とも仲良くなったんだろ」


あっくんの言葉に首を傾げる

暁人…西の人とも仲良しなんだ?


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