社長の旦那と恋知らずの妻(わたし)【完結】

□nursing







うろうろしながら狼狽える私。


現在時計の針は9時30分を指しているのに、その時間になっても拓斗さんはまだ部屋から出てこない。


こんな事は初めてだ。





「どうしよう…」





拓斗さんの部屋の扉ノックしてもいいんだろうか?


いや、万が一拓斗さんが寝ていたらノックの音で覚めちゃうとあれだし。


そんな考えを8時過ぎからもう一時間近くしている。


うーん。


こうしてる間にも時間は流れ、いつも行くスーパーの開店時間が近付いてくる。


スーパーに買い物に行くにしろ拓斗さんに一言伝えてから出たい。





「よし、決めた」





漸く決意した私はリビングから出て向かったのは拓斗さんの部屋の前で、えい!と扉をノックした。



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