社長の旦那と恋知らずの妻(わたし)【完結】




それから自分の部屋に戻る事はせず、ソファーに座り保冷剤を当てる。


タオルに包んで当てているから程良い冷たさ。





「ふぅ」





気持ちいい…


泣き疲れてそのまま朝まで寝ちゃうなんて赤ちゃんのような行動だ。


私は思わず苦笑いした。


見た目も幼く見えるかもしれないけど私は今年で19歳になる18歳で。


しかも、私は人妻だっていうのに。





「っていうか…」





今のこの状況を思いだし勢いよく振り返り時計に視線を向けた。





「嘘ぉ」





時計を見てみれば長い針は9の数字を、短い針は丁度5と6の間をさしていた。


初めてだ。


拓斗さんのお弁当を作り初めてから作らなかったのは。



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