社長の旦那と恋知らずの妻(わたし)【完結】

□declaration







「それでね、拓斗さんが」

「結婚指輪くれたんでしょ」

「そうそう。ってなんで知ってるの!?」

「昨日の夜も聞いた!っていうかほんの10分前にも言ったじゃん」





そうだっけ?


余程私がきょとんとしてたのか青葉は大袈裟に大きな溜め息を吐く。


溜め息…?





「それから、拓斗さんが溜め息する理由ってね」

「それも聞いたって!あのさぁ、優子。ダーリンとの熱々惚気話をいっぱいしたい気持ちは分かるよ?」





惚気だなんて…!





「でも少しは普通の事話そうよ。ダーリンの事忘れて、10代の女子らしい会話をしようよ」





そうだよね。


折角青葉と会えたんだから、青葉としか出来ない会話を楽しまなくちゃいけないよね。



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