社長の旦那と恋知らずの妻(わたし)【完結】




待っててと言われたから私はここで卓土さんを待たなきゃいけない。


はっきり言えないけど、ワンコインランチと書かれた看板は今日初めて見た気がする。


だから、ここで待っていればきっと卓土さんが来てくれるはず。





「ふぅ…」





今日、私は卓土さんに謝る。


今まで嘘をついてた事を含めあの時してくれた‘告白’の返事もしなくちゃいけない。


優子ちゃんを見損なったとか、これから友達ではいられないとか、言われてしまうかもしれない。


――ううん。


そう言われて当たり前な事を今まで私は卓土さんにしてきたんだから。


いっぱいいっぱい謝らなくちゃ。


怖いけど逃げる訳にはいかない。


卓土さん、私は卓土さんに全てを話しますね。






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