社長の旦那と恋知らずの妻(わたし)【完結】

■short story 3 /physical 拓斗side







時より優子はとんでもない発言をする。


今日の朝もそうだ。


俺が聞いてないと思ってるのか優子は意気込んだようにこう呟いた。


‘今日こそ拓斗さんとスキンシップ’


どうやら優子は俺にスキンシップしたいらしい。





「社長、どうされましたか?」





書類から視線を外し興味深げに串田が俺の方を見ていた。


いや、興味深げではない。


面白そうに見ている方が合ってるな。





「もしや奥様の事ですか」

「……」

「次は何が?」





‘次’という言葉がやたら強く聞こえたのは俺の気のせいだろうか?





「次とはなんだ」

「社長が仕事中にも関わらず黙座するのは奥様関係だけですから、ね」



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