社長の旦那と恋知らずの妻(わたし)【完結】




――あの日、拓斗さんが出ていっても部屋から一歩も出ずに泣き続けていた私。


拓斗さんが出ていって1~2時間後にガチャっと部屋の扉が開きその時に私は初めて知った。


拓斗さんは寝室からではなくマンションからも出ていってた事に。






「優子の鈍感」

「気付かなかったんだもん」

「普通に気づくでしょ。それでそれで?」

「それで私が」





ごめんなさい。


そう何度も拓斗さんに謝れば拓斗さんも私に何度も謝ってきて。


その間も涙が止まらなくて、見かねた拓斗さんが抱きしめてくれたんだよね。


‘優子を誰にも取られなくない’


なんて拓斗さんが言った時は呼吸が止まるくらいビックリしたっけ?


それから拓斗さんは教えてくれたのはパートは駄目だと言った理由。



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