きっかけは至ってシンプルだった。午前八時二分、バスターミナル四番、総和大学行き。雨の日にだけ同じバスで見かける文学少女に一目惚れしたアキラは、些細なことから彼女と知り合う。彼女のことを知るたびアキラの想いは募るばかり。『彼女に似合う男になりたい』、そう思ったアキラはある行動に出た――。





あなたの言葉


あなたの想い


あなたの魅力




心が奪われました。






「 本は読むけど詳しくない。

言葉の世界はまだまだ分からない。


彼女に似合う男になるにはまだまだほど遠い。



でも、俺は――… 」









2014.08.24

present for Zuu.


thanks haruco for painting.