青い炎はある夜、
たくさんの命を奪った。


そして青い炎はある夜、
たくさんの命を救った。

ここにはもういない貴方を

僕はどうして愛せるだろう。


青い瞳がこちらを見なくなってから

僕の世界は青くなくなってしまったのは

なぜだろう。


僕はどうしてこんなにも、

貴方を求めるのだろう。


いっそ感情など消えてしまえばいい。

こんなに涙が出るのならば。

涙など、枯れてしまえばいい。



雪燐多めの小説です。

本編に沿うもの、沿わないもの

様々ですのでご注意を。