七色セツナ。1【完】

第7章 事件 /その矛先は。





「花凛」


仕込みが終わろうとした頃
仁坂が、花凛に声を掛けた。


「昨日、VIPルームの接客しただろ?」


「はい」


「基本的に
VIPルームの客については、他言無用。

スタッフでも、
誰でも接客していいわけじゃないんだ。

プライベートな時間を大事にしたいから、
高いカネ払って、VIPルームに篭るんだし。」


「なるほど。」


「オーナーの承諾がないと、
VIPルームは使えないんだ。

それだけのお客様だから、
他人に喋られたら困るわけ」


「了解しました。

・・・でも
私もう、出番はないと思いますよ?」


「いや……

また有りそうなんだよなあ...

今日は、ないけどな。

とりあえず、そういう事。

後で、虎太朗にも言っとくから」


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