七色セツナ。1【完】

第8章 嫉妬 /Visitors of the party room





20時。


パーティールームの客が入って来た。


予定数は、30人。


入口で中山と花凛が迎えていると
皆、中山に挨拶をしていく。


「2人は、ちょっと遅れるので
先に始めてろって言われてます。」


厳つい男性が、中山にペコペコしている。


こんな厳つい人がペコペコするなんて
中山さんって、一体何者?


いつもは、やんちゃ系なバーテンなのに。


花凛は
そんな事を考えながら、横目で盗み見ていた。


ほとんどが男性客だが、女性も2人入って来た。


まるで、モデルのような出で立ちに
女でも見とれてしまう。


「花凛ちゃん、ドリンクのオーダー取って」


中山に言われ、ハッと我に返り
一人ずつ、オーダーを取っていく。


飲み放題らしいので、
これだけの人数のドリンクを捌くとなると、
コタに同情してしまう。


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