七色セツナ。1【完】





「何かあるといけないし、私が付いてるよ」


美雪が再び、ユカの保護者を名乗り出た。


「女2人だけじゃ危ない。

恭弥は、使いもんにならないし。

コタ、残ってあげてよ」


真希乃がコタに頼む。


「そうだな。

分かった」


真希乃がバスから降りると、


「真季乃」


ドアのすぐ横にいた、朱羽に呼び止められた。


「ん?」


「花凛と……

2人にしてくれ」


「・・・分かった」


真希乃も、バスに残る事になった。


「あれ?

みんな行かないの?」


花凛が朱羽に尋ねると


「ああ。

少し、歩かないか?」


花凛を促し、バスに背を向けた。


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