七色セツナ。1【完】





「は?」


「強さんが……

私を、好きになったって……。」


「・・・それで、何で別れた事にするんだよ?」


「どうしてって聞いた。

”俺は一緒に住んでいるんだ。
分かってくれ”

って」


「だからって、何でそんな選択になるんだよ?

そいつは、オマエの事が好きなんだろ?」


「分からない……。

どうしていいか、分からなくなってた……。

あの日。

朱羽に、送ってもらった日。

久しぶりに、英二に会った。

そして、言われたの……

”強さんと、遊びに行け”って」


「は?

・・・オマエ……」


「この前の日曜日、強さんとデートした」


「なんで...」


「駅で待ち合わせをして……

そしたら……

英二が来てて……

何も言わないで、ずっと見てた……」


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