七色セツナ。1【完】

第2章 波乱の体育祭 /side 朱羽







side 朱羽



「烈火か……」


そう呟いた恭弥は、更に不機嫌になった。


県内でも大きな市であるM市に、
俺たちの通う、桜蘭がある。


M駅の北口からの大通りは、いわゆる繁華街だ。


ただ、その1本後ろにまわれば、飲み屋街。


更に、もう1本行けば、歓楽街。


そういう店や、ホテルがあるのは勿論、
危ねェ店もある。


入学式で、絶対に近寄るなと言われた通りだ。


真季乃の親の店は、飲み屋街にある。


北口では、1番デカイ店らしい。


ライブハウスも兼ねているからだろうが。


ユカは、南口からバスに乗った辺りが家だという。


M駅から上り線で、
3つ目のE駅を利用するのが虎太朗。


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