七色セツナ。2【完】

第11章 夏休み、突入 /モヒート&ラムコーク





「久しぶりだな、恭弥」


blueの扉を開けば、コタがモップを持って立っていた。


開店前の店内を、1人で掃除中。


「何やってたんだよ、お前」


「バイト先の店長が、ぎっくり腰になって、
一週間安静だって、言われたらしくて。

ちょうど夏休みで良かったよ、とか
もう俺を、使う気満々で。」


「しっかり、稼いで来たのかよ?」


「夏のガソスタは、地獄だわー。
いいなあ、ここは天国だ。」


「花凛と来たんだろ?

何飲むよ?」


「ああ。

モヒート」


「・・・お前さ、記憶なくなるまで飲むの
やめろよな」


コタはカウンターで、モヒートを作り始めた。


「あー、この前の?」


「自分の限度を、覚えとけよ。」


「んー、分かった。」


恭弥の前に、モヒートが置かれた。


ライムとミントが爽やかだ。


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