七色セツナ。2【完】

第12章 花火大会の夜 /The princess who was kept





「おねーさん、美人だねえ」


見ると、3人の男。


皆、ヘラヘラ笑っている。


まともじゃない。


真季乃は一瞬で、ヤバいと感じた。


体を後ろに反らそうとすると


「おっと。

どこ行くの?

俺たちと遊ぼうよー?」


茶髪の男が、真季乃の腕を掴む。


「や、めて……」


真季乃は、真っ青になって震えだした。


「んー?緊張してるの?

大丈夫だよ?俺、優しいし……

うわあ、やべえ……

近くで見たら、超美人じゃーん!」


「ちょっと!何してるの!?

真季乃に触らないで!」


花凛がトイレから出て来て、
その手を振り解こうとする。


「あれ?

もう一人いたんだ?」


「この子に触らないで!」


「おねーさんは、こっちだよ」


短髪の男が、花凛の腕を掴む。


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