七色セツナ。2【完】





「ああ、そうだな」


蒼夜が、煙草に火を灯しながら頷いた。


「花凛ちゃんは、あんな奴らがっ」


恭弥は頭を抱えて、蹲った。


「・・・大事に……

大事にしてるのにっ...

どうして、あんな奴らが!」


「・・・お前らが、
大事にしているのは知ってる。

恭弥は、学校が終わってから
blueで、ずっと待ってるんだろ?

そこからO市まで帰ったら、
もう0時近いだろ……」


「そんなの……

なんの苦にもならない……

もっと、傍にいたい……

どうしたら、もっと一緒に居られるのかって、
そればかり考えてる……」


「恭弥……」


コタが恭弥の肩に手を置く。


そのコタにも、蒼夜は声を掛ける。


「・・・虎太朗も。

blueでオマエが、
花凛ちゃんに掛けた言葉で分かったよ」


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