七色セツナ。2【完】

第10章 それぞれの想いは /missing





「恵衣」


事務所に、蒼夜が入って来た。


今日の業務は終了したが、
恵衣は現場が終わっても、書類を確認するため
一人で仕事をこなしていた。


「なんだ?」


書類から、目を離さずに答える。


「さっき、テツヤから連絡が来たんだけど」


チームの面々は
恵衣と直接、連絡を取る事は出来ない。


すべて、蒼夜に連絡を入れる事になっている。


些細な事まで、すべて恵衣に連絡されると、
さすがの恵衣も、パンクしてしまう。


恵衣の耳に入れるか入れないかは、
すべて、蒼夜に任されていた。


そのため、蒼夜はスマホを
プライベート用とチーム用の、2台持ちだ。


まあ、
直接ここに来れば、恵衣には会えるのだが


・・・恵衣は、とても忙しい。


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