七色セツナ。2【完】

第10章 それぞれの想いは /Who is this drunk?





「なんだよ……

VIPルームの客って、お前?」


コタが、ニコニコ顔の恭弥を店に入れた。


「お前、そんな金ねーだろ……って、会長?」


恭弥の後ろから来た、宏晃も笑顔だ。


「こんばんは。西園寺くん」


「どーも。

んだよ、会長と一緒か」


「仕事1コ、片付けて来たからね。

会長が、ご褒美にって」


「へえ。

役に立ってるんすか?こいつ」


「そうだね。

予想以上の働きだよ」


VIPルームに入ると、
宏晃と恭弥がソファに腰を降ろす。


「お祝いだから、シャンパンにしようか。

藤谷くんは、お酒飲めるの?」


「あんま、強くないんだよね」


「じゃあ、飲みやすいものがいいね。

甘口が飲みやすいよ。

あと、フルーツと今日のおすすめを適当に」


「はい」


「それから、ユヅルさんに挨拶したいな。

あとで西園寺くんにも、今日の話を」


「分かりました」


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