七色セツナ。2【完】

第13章 Guardians(守護者たち) /「言えよ。」





「さあ、しっかり握ってよ?」


真希乃が確認しているのはーー


「手は繋がなくても、いいんじゃないかな?」


「ウルサイ、恭弥。

手を繋ぐことも、条件に入っていたはずよ」


「……」


「・・・朱羽は、無言で睨まないでくれる?」


真季乃が
コタと花凛が手を繋いだことを確認すると


「今、10時。

12時までデート。

楽しんでらっしゃい!」


「仲良くね~!」


宿舎の入り口。


真季乃とユカが
微笑んで送り出す中、
朱羽と恭弥の睨みが、ハンパない。


「・・・行くか」


「うん」


コタと花凛の2人は、
まだ誰も足跡をつけていない
砂浜を歩き出した。


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