七色セツナ。2【完】

第11章 夏休み、突入 /side 花凛







side 花凛



蒸し暑さで、目が覚めた。


しっかり閉めたと思っていたのに、
カーテンからの光が、夏の太陽のせいだと告げる。


それでも、梅雨が明けたばかりで、
本格的な暑さには、
まだ幾日かあるのだろうけど……


「何時だろ……?」


スマホを見ると、11時


「中途半端な……」


同時に、今朝も恭弥からの
おはようメールが来ているのに、気付いた。

相変わらず、ハートマークの連続だ。


真季乃からも来ていた。


「今日はバイトか……」


スタッフが皆出勤のため、
開店直前の出勤で大丈夫だと、
知らせるメールだった。


「あ。コタも」


”しばらく姿見てねーけど、
ゲームばっかり、してんじゃねーだろうな?”


ーそういえば...


あれから、してなかったな。


強さんに会った、あの日。


終業式に出て、夏休みが始まって数日...


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