七色セツナ。2【完】





「兄貴……」


なんで、兄貴がここにいる?


どうしてー


ドアを開けず、俺が来るのを待っている。


仕方なく、兄貴に近付く。


「免許、取れたのか?」


「ああ。」


「そうか。

良かったな。

駐車場からSRがなくなってたから、
もしや、とは思ったんだが。

まあ、乗りやすいだろ?

しばらくは、あれを乗って、
その内、自分が欲しいやつを手に入れればいい」


「なんで……

なんで、ここにいる?」


「あ?

あーそっか。


・・・お前さ、花凛の”ダチ”なんだって?」


「か・・りん?」


何、言ってる?


どうして兄貴が、花凛を知ってるんだ?







「あいつはーーー俺の女だ」





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