七色セツナ。2【完】

第11章 夏休み、突入 /brothers





「失礼します。

・・・あれ?

朱羽、こんな所にいた」


VIPルームには
朱羽、恵衣、蒼夜がいた。


そこに、おしぼりを持って現れた花凛。


「あ、恵衣さん、蒼夜さん、いらっしゃいませ」


「おお」


「こんばんは」


「花凛、どういう事だ?」


「なにが?

て、言うか
朱羽は、なぜここにいるの?」


「知らねーのか?」


「え...と?」


恵衣と蒼夜の、向かいのソファに座る朱羽が
花凛の手を引き、隣に座らせる。


「倉沢恵衣。

俺の兄貴だ」


「えっ!?」


花凛は口を開いたまま、
恵衣と朱羽を交互に見ている。


「自己紹介の時、下の名前しか言ってないもんね?」


蒼夜が、微笑みながら答えた。


0
  • しおりをはさむ
  • 70
  • 3551
/ 380ページ
このページを編集する