やっぱり、キライ!【完結】



「彼、仕事ですし。
何かその後友達に結婚するって報告するらしくてレストランでディナーとか無いんですよ」



悲しそうに言う一之瀬さん。


そんな彼女を見て優しく声をかけるのが樋口の役目。



「お前さ、1人の女に絞れないのかよ」


呆れて言えば、



「お前だって言えるだろ。
てか、お前本気で恋したことあるわけ?」


馬鹿にしたように聞いてくる。


そんな樋口を無視して弁当を食べる。


「ほら、ないんだろ」


確かに付き合った女はいない。

別にそれまで女に困ったことはなく、特定の彼女を作るということをしてこなかっただけ。



だけど、俺だって恋をしたことがある。




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