やっぱり、キライ!【完結】




10年の時を経て、
私の夢は実現していた。


実現させてくれたのは全部恭介。


何で気がつかなったんだろう。


別に嘘をつかれたって構わない。


18歳の私はそう言っていたのに


どこに忘れてきたのだろうか。


今すぐ恭介に会いに行きたい。


散々、傷ついたからもう十分。


「…恭介っ」


報われなくたっていい。

嘘をつかれたっていい。


もう、どうなっても構わない。


…気がつけば、
夢中で家を飛び出していた――。


0
  • しおりをはさむ
  • 756
  • 1814
/ 329ページ
このページを編集する