やっぱり、キライ!【完結】

episode:6 /"あの日"の真実



side恭介


高1の時に彼女に恋してから、俺には計画があった。


「高1の時点で、俺お前に告白しようって思ってた」


千尋を抱き寄せたまま俺は小さく言う。


「告白するのは卒業式って決めてて、それまでに千尋の気持ちを俺に向かせようと計画を立ててた」


この計画は地道だけど、千尋が絶対俺を好きになるにはいい考えだった。


「…私が好きにならなかったらどうすんのよ?」


高校時代の俺の計画を聞いて、呆れる千尋。



「自信はあったけど?

それに千尋が俺のこと好きだって知ってたし」



「なっ…!」


顔を赤くする千尋の髪にそっとキスをする。


いつも俺が告白のため呼び出されると不安な顔して覗いていた千尋。


挙動不審な行動していて、すぐに誰かなんてわかった。

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