やっぱり、キライ!【完結】
「ここ凄く良さそうじゃない。
それにしても、今すぐにでも式を挙げるかと思ったけど」
「まさかそんな、準備があるんですよ?10月でも早い方だと思うんですけど」
本当は恭介のお母さんがすぐにでも式を挙げさせようとして他のカップルの日取りをもぎ取ろうとしようとしていて大変だった。
結局、私たちの準備も考えて10月に決まった。
招待状を出すのは式の2ヶ月半前くらいを想定しているのだけど
招待客のリストの作成やBGMを決めたり、まだやることがいっぱいある。
「10月…あと5ヶ月後ね。
着るウエディングドレス決まった?」
「凄く悩んだ結果、決まりましたよ~」
私はスマホの画面をそのままスライドさせて今度はウエディングドレスの写真を見せる。
「これを千尋ちゃんが着るとかもう楽しみ」
「このウエディングドレス体のラインがシュッとなるですよ」
ウエディングドレスを着るなんて初めてだから色々とわくわくしてしまう。
あらすじ
彼氏いない歴3年目になる千尋。お見合いをする事になったけど、そこにやってきたのは10年前千尋を振った恭介だった。ひょんなことから一緒に暮らすことになって…。
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この作品のレビュー
総合ランキング9位獲得!(2014年10月)
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恋愛重視の小説を自由気ままに綴っております。
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